身体を支える土台となるのが足。その中でも、3つのアーチが重要。
この3つのアーチのバランスが悪くなると身体の不調の原因に…。
足の土台をしっかりと安定させて、歩行をスムーズにサポートするインソール。
3つのアーチのバランスを整える、それがDSISインソールです。
DSISとは、ダイナミックシューインソールシステムの略。
DSISインソールは、安定した歩行ができているか身体のバランスを確認する動的データをもとに、3つのアーチを補正するとても有効なインソールです。3つのアーチとは、一般的に知られている土踏まずのこと。足には半円上の空間があり、踵と親指の付け根を結ぶ「内側縦アーチ」、踵と小指の付け根を結ぶ「外側縦アーチ」、5本の指の付け根を結ぶ「横アーチ」とそれぞれ呼んでいます。この3つのアーチ構造が正しくキープされることで、着地時の衝撃を受け止め、しっかりと身体を支えることができます。
高齢者の方は、年齢を重ねるごとに各関節や骨に負担がかかり、身体バランスに歪みが生じているケースがほとんどです。膝・股関節の患者数は現在125万人で、平成に入ってから数年で5倍に増加しています。インソールは、毎日使用することにより確実に身体を安定させることができる道具です。
スポーツは身体にかなりの負荷がかかります。例えば、歩行時の片足にかかる重力は約1Gですが、走ると5倍以上です。その大きな負荷に対して、土台部分が安定している方が身体の負荷の軽減、筋肉のスムーズな連動の手助けにもなりパフォーマンス性もアップ!練習時の効果も上がり、ケガの予防にも直結する点でインソールはとても重要です。
F1マシンは、コースごとにサスペンション(足回り)の設定を行います。これは、走行時のマシン本体の姿勢を抑制して安定させることで、走行の優れたパフォーマンス性を発揮させるためです。つまり、左右それぞれの靴に細かいセッティングをすることでベストパフォーマンスを引き出せるということです。
一般的なインソールの作製方法は、足型の採型や、コンピューターによる圧力分布計測からデータを入手します。これらは、人が静止した状態でのデータのみで静的インソールと呼んでいます。しかし、人は二足歩行で絶えず動きます。この動きの状態を確認しながら作成するのが動的インソールです。人の足は十足十色。DSISインソールは静的・動的それぞれのデータを生かしながら作成します。
静的データ:カウンセリング、フットプリンター、メジャー
足のサイズ、アーチの状態を確認
荷重位(足に体重をかけた状態)
非荷重位(足に体重をかけない状態)
動的データ:カウンセリングを行いながら、歩行状態の動作確認
歩行
片足立ち
足のサイズ、アーチの状態を確認
日常的に履いている靴を持参していただき、その靴の歪みや破損、クッション材の硬度を計測し劣化の状態を細かくチェック!「どの様な歩き方をしていたのか」、その靴から履き方を予測します。また、新しい靴の場合は、構造や屈曲部位など足のために良い靴かどうかを確認します。
歪み・破損の確認
歪み・破損の確認
構造・屈曲部の確認(大人用)
屈曲部は、1カ所(○印)のみが理想
構造・屈曲部の確認(子供用)
×印の部分で屈曲する靴は柔らかく適さない
クッションの硬度確認
現在の身体のトラブル、過去のケガの有無を確認します。
普段履いている靴と選択した靴の歩いている姿を撮影します。
足の長さと幅、甲の高さと幅、また甲は体重をかけていない状態も計測。タコの有無や足趾の変形がないかを確認します。
足のアーチ状態や浮指の有無、重心バランス、足の形状を確認します。
普段履いている靴が計測データと合っているかを確認。変形からトラブルを予測します。1~4のデータから必要な靴を選択します。
1〜5のデータをもとにインソールを作製します。
インソール作製後の動きが良くなっているかを確認。調整を繰り返して最適な状態にします。(アスリートの場合はSEBTテストやその他の運動テストも行い、さらに微調整を行います。)
ここまで約1時間でお渡しできます。
商品お渡し後、違和感を感じた場合は無料で調整いたします。
問題がない場合でも、1ヶ月後の無料調整を行っています。
特に、DSISインソールは完成後の調整が重要です。
靴は変形し続けるため、その結果、バランスを保つために身体を歪めてしまいます。
インソールとしての適合性が低下しパフォーマンスが下がるため、その都度、適切な調整を行います。