HOME靴の選び方

正しく靴を選び、
正しく歩くこと。

正しく歩くこと。それは、健康を維持してくための基本です。
正しく歩くためには、正しい靴を選ぶことが大切です。
足の活性化に、健康でイキイキとした生活を過ごすために…。
QUALITY OF LIFEの向上を目指して 自分の足にぴったりの靴に出会いましょう。

靴選びの基本と靴の履き方

長時間でも疲れずにしっかりと歩くためには、足全体をホールドしてくれる靴を選びましょう。具体的には、踵にしっかりと芯があり、靴全体が捻れにくいものが基本。自分の足の形やサイズを知り、大きすぎたり、広すぎたりして靴の中で足が動く靴は避けましょう。

1. 踵がしっかりしている。
2. 靴の屈曲部が正しい位置(指の付け根)で曲がる。
3. 足を固定できる紐やマジックテープがついている。
4. 捻れにくい構造である。

足育に(子供の成長時)

子供の足の成長は早いです。もったいないからと言って、大きめのサイズの靴を選んでいませんか。子供の足は1年に1cmほど成長しますが、大人の足になる過程で10才頃までが重要な時期です。その間はしっかりした靴を選ばなければ骨がゆがんだまま育ってしまいます。子供用の靴は、踵をしっかりとホールドするもの、紐やマジックテープで足を固定できるものを選びましょう。足に合っていない靴や間違った履き方をしていると、非常にこけやすくなるため注意が必要です。

スポーツに

スポーツの種類によって靴選びも変わりますが、靴選びの基本は同じです。ただし、マジックテープよりも靴紐の方がしっかりとホールドできます。おすすめは靴に多くの機能が付いていること。着地時の衝撃緩衝材(エアークッションなど)や、衝撃をより効果的に分散して過度なプロネーション(過回内)を抑制する機能など様々な機能があります。詳しくは、足の専門家にご相談ください。また、通気性に優れていることも大切。蒸れることにより靴内の温度が上昇し、皮膚にトラブルが生じやすくなります。特に、アスリートは靴の負担歩行時の約5倍以上になり、すぐに靴が変形したり、ミッドソール部のパンクが発生したりします。本番で最高のパフォーマンスを発揮させるためにも、買い替え時期はとても重要です。

通勤・通学に

ビジネスで欠かせない革靴ですが、基本的に靴選びは同じです。特に、女性ではパンプスやハイヒールを履く機会が多いでしょう。パンプスは、踵がロングカウンターの構造で、ストラップなどの滑り防止機能や靴内のインソールがアーチをサポートする構造となっているものを選びましょう。通学靴がローファー指定となっている学校があります。ローファーは、子供の足にとって粗悪な構造の多いのが実情です。特に、カウンターが広く踵をホールドできないローファーが多く、靴擦れやウオノメ、タコ、足趾の変形を発生させてしまいます。紐やストラップがない構造の靴を履く場合、特に足のホールド力に注意しましょう。

高齢者に

基本的に同じです。しかし、高齢者の方は長年にわたって各関節や骨に負担をかけています。そのため身体バランスに歪みが生じているケースが多いです。一般的に軽い靴を選びがちですが、靴が軽くなると安定性が低下します。これからも二本足で歩くために、脚の上げやすい軽い靴よりも、少し重く感じても着地時に身体を安定させ、スムーズに体重移動できる機能の靴を選ぶこと。そして、正しい靴の履き方をすること。そてが、QOLをめざすために重要です。

靴のカスタマイズ

市販されている靴は、踵の形状が同じ。しかし、人の踵は千差万別です。
少なからず履いた時に隙間ができて、ぴったりと合うことはありません。
足の踵を計測して、そのデータをもとに靴の踵の加工。
足に負担のかからないジャストフィットの履き心地をお届けします。

踵の形状を計測し、しっかりとフィットするように加工する。

人の踵は千差万別です。しかし、市販靴の踵の形状は左右とも同じのため、すべての人が100%合うことはありません。踵がぴったりと合わなければ、足があがる時と着地の時にズレが生じてしまいます。靴ズレがその原因の一つです。そこで、足の踵の形状を計測して、靴の踵にフィットするように加工します。また、靴の踵外側は立ったままの状態ですが、人の足は立つとか踵外側の脂肪層が広がるため靴の形状と合わなくなり靴内で外向きに捻れてしまいます。そこで、靴の踵外側を広げることでよりフィットさせることができます。

F1マシンのシート(座席)が、ドライバーの身体に合わせてバケットシートにしているのと同じイメージです。バケットシートとは、ホールド性に優れたシートのことで、お尻や肩を深く包むことで身体の固定を高めています。

手が不自由な方、障害のある方には、紐からマジックテープに。

紐からマジックテープに変更する大きな利点は、片手が麻痺で不自由な方、ダウン症などの先天性疾患を持っている方にも履きやすく、脱ぎやすくなるためです。また、片手で靴と足をしっかりと固定でき、マジックテープの逆向きや同じ向きに加工可能です。市販されているマジックテープ靴は、種類も選択肢も少ないため、合わない靴があればマジックテープへの加工をおすすめします。

GPS発信器を搭載してリアルタイムに(思案中)

痴呆症や鬱病で徘徊癖のある方に向けて、ただ今、思案中です。